給食準備中に右頬を骨折 小学校の事故で上越市720万円賠償へ

新潟県上越市は市内在住の女性が市立小学校在学中に右頬を骨折した事故で、女性に損害賠償金720万円を支払い和解する方針を明らかにした。関連議案を2023年12月1日から始まる市議会12月定例会に提案する。

訴状などによると、2009年12月22日、女性は給食準備の時間中に教室後方の出入り口から手洗いのため廊下に出ようとしたところ、教室に入ってきた別の児童と衝突し、右頬骨骨折のけがを負い、後遺症も残った。

女性は2022年3月、新潟地裁高田支部に提訴。今年9月に裁判所から和解案が提示され、10月に双方が同意する旨の意思を示したという。今後、市議会で議決が得られれば、来年1月に和解する見通し。