【PR】庭を眺めながら暮らす家 上越市大和で11月19日にオープンハウス 中島智幸建築設計

庭を近くに感じながら開放的に暮らす家のオープンハウスが、2023年11月19日の一日限定で、新潟県上越市大和地内で開催される。同市寺町3の「中島智幸建築設計」が設計を、同市大潟区の「久保田建築」が建築工事を手がけた。見学は完全予約制。

「庭を見ながら暮らせて、ちょっと変わった形の家にしたい。私たちだけの、唯一無二の家を作ってほしい」── このようなオーダーから始まった家づくり。インナーガレージを有する木造一部2階建ての建物は、高さを抑えた重心の低いプロポーションが特徴的だ。

公開される家の外観

敷地は角地に位置し、建物の外形は地形を生かしたゆるやかな扇型とした。1階、2階と明確に階数を分けず、リビングと子どものプレイスペースには空間に広がりと連続性を持たせた。屋根から延びる長い軒下は周囲上部からの視線のほか、南側からの直射日光や雨雪の吹き込みをやわらげ、室内と屋外とを緩やかにつないでいる。

庭の樹木まで設計に取り込んだ(イメージ模型)

デザイン性だけではなく、夏は蒸し暑く冬は雪が降る上越地域の特性を考慮し、断熱性能もハイスペックに。キッチンを家の中心に位置づけ、ランドリールーム、ファミリークローゼットと効率の良い家事動線を実現した。バスルームはユニットバスではなく、造作して作ったところも注目の一つだ。

リビングから眺める風景

階段を上がって2階の主寝室や子どもたちのプレイルームへ

「久保田建築さんとは何度かご一緒させていただいていますが、大工さんが墨出しをして木材を加工する特別な技術を持つ施工会社です。今回も随所にわたり丁寧で確かな技術を惜しみなく発揮していただきました。また、外壁の板金工事では一文字葺きという職人技で仕上げています。左官工事で仕上げたテラスや、金属工事では雨樋や手すりも精密な加工技術で制作していただきました。在来工法で作るタイル仕上げの風呂など既製品にあまり頼らずに計画したので、各業者さんたちの技術もご覧いただけます。決まった企画を持たずゼロから設計し、この土地でお施主様ご家族のご要望から生まれた一つだけの住まいです。のびやかな空間にそそぐ光や落ちる影などの空気感も会場で感じていただけたら」と同事務所では話している。

夜間には室内からやわらかな光が漏れる家