新潟県でインフルエンザが早くも9月に流行期入り 

新潟県福祉保健部は2023年9月28日、県内がインフルエンザの流行期に入ったと発表した。県によると9月中の流行期入りは例年に比べて早い。

主に秋から冬にかけて流行するインフルエンザは、昨シーズンは2023年1月に、新型コロナウイルスの流行以降では初めて3年ぶりに流行期入りしている。

県によると、その後も定点観測した1医療機関当たりの発生報告数が完全に0にならないまま秋を迎え、9月18日から24日までは全県で2.35となり、前週(9月11〜17日)の1.83から0.52増加した。3週連続で流行期入りの目安の1.0を上回ったことから、流行期入りが発表された。

1医療機関当たりの発生報告数は上越保健所管内は0.50で、流行期入りには達していない。県内13保健所管内で最も多いのは、村上の9.33、次いで十日町の5.33。

県は人混みを避けることや具合が悪い時は外出を控えること、外出後の手洗いの徹底などを呼び掛けている。