妙高山への縦走路で転倒 徳島市の60歳代男性を救助

妙高警察署によると、2023年9月7日正午前、新潟県の火打山から妙高山に向かって1人で縦走していた徳島市に住む60歳代の無職の男性から、「岩場で転倒し後頭部を打った」との通報があった。男性は自力で歩けたことから、救助に来た同署員に付き添われて下山した。

発表などによると、男性は同日午前4時半頃、笹ヶ峰登山口から単独登山を開始し、同9時頃に火打山に登頂。その後妙高山に向かって縦走を始めたが、同10時45分頃、黒沢池ヒュッテ手前の茶臼山山頂(2171m)付近でぬれた岩場で足を滑らせて転倒し、後頭部を打った。男性は自力で同ヒュッテまで歩き、備え付けの加入電話で通報し救助を求めた。

男性は救助に来た署員2人とともに午後3時30分頃から下山を始め、午後6時25分に笹ヶ峰登山口に到着し、妙高市内の病院に搬送された。後頭部にこぶし大のたんこぶがあるという。

男性が転倒した茶臼山山頂付近