新型コロナ5類移行後初のお盆休み 上越市で帰省ラッシュピーク迎える

新型コロナウイルスの5類移行後初となるお盆の帰省ラッシュが2023年8月11日、ピークを迎えた。JR東日本上越妙高駅はスーツケースや手土産を持った帰省客と出迎える人で混み合い、再会を喜ぶ多くの人の姿が見られた。

新幹線改札前は再会を喜ぶ人らでにぎわった

JR東日本によると同日午前10時時点で、東京駅発の北陸新幹線「はくたか」下り自由席の乗車率は130〜150%にのぼった。お盆期間となる10〜17日の北陸新幹線の指定席予約数は、7月26日現在で22万5000席で、前年より50%増えた。

帰省客が続々と降り立つ新幹線ホーム

上越妙高駅新幹線改札口では、列車の到着前から出迎える人が集まり、家族らの姿が見えると笑顔で「久しぶり」「ただいま」とあいさつを交わす人、祖父母に駆け寄り抱き合う孫などが見られた。

抱き合って喜ぶ人の姿も多く見られた

夫と保育園児の子供2人と千葉県から帰省した30代女性は「コロナ禍以降初めて友達家族と会えるので楽しみ」と話し、息子(5)は「じいじとカブトムシを捕りに行く」、娘(3)は「トウモロコシを食べたい」と声を弾ませていた。

娘家族を出迎えた上越市の男性(64)は「孫に会えてうれしい。暑いのであまり遠くには行かず、ゆっくり過ごしたい」と微笑んだ。

Uターンのピークは15日の見込みとなっている。