新潟県上越市を第2のホームとしている「太陽誘電ソルフィーユ」(本拠地・群馬県高崎市)が出場する女子ソフトボールの「JDリーグ上越ラウンド」が2023年6月10、11日の2日間、同市本城町の高田城址公園野球場で開かれる。ホームゲーム開催に先立ち太陽誘電の監督や選手らが8日、中川幹太市長を表敬訪問し、抱負を語った。
一般社団法人日本女子ソフトボールリーグ機構が主催するJDリーグは、昨年から始まった新リーグ。全16チームが東西に分かれてリーグ戦などを行い頂点を目指す。太陽誘電は4日時点で5勝10敗と、東地区8チーム中同率6位となっている。
上越ラウンドは東西の交流戦となり、太陽誘電はいずれも西地区の2位「豊田自動織機シャイニングベガ」、4位の「シオノギレインボーストークス兵庫」と対戦する。
市役所ロビーでは横断幕を持った職員らが選手ら24人を歓迎した。表敬訪問で山路典子監督(52)は「若い選手がそろい、毎試合ごとに学び吸収している最中。昨年は2敗してしまったが、今年は2勝したい」と話した。
主将の中溝優生選手(24)は「つながりのある打線、ランナーが出てもホームベースを踏ませない守備など太陽誘電らしいプレーをしたい。興奮、感動を与えられるよう全力で頑張りたい」と意気込んでいた。
中川市長は「活躍している選手を子供たちが直接見られることは大きい。一生懸命にプレーする姿で感動を子供たちに見せてほしい」と激励した。
上越ラウンドのポスター
試合は両日とも午後1時30分からで、10日はシオノギ、11日は豊田自動織機と対戦する。チケットは内野自由席で前売り大人1500円、中高生800円、小学生以下無料。前売り券はJDリーグチケットサイトまたは、市総合体育館、リージョンプラザ上越などで購入できる。当日券は球場窓口で大人2000円、中高生1300円で販売する。