上越市、妙高市で9人感染 県内過去最多の220人

新潟県は2022年1月13日、上越市に住む5人、同市滞在の1人、妙高市に住む3人の計9人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内では同日、新たに感染が判明したのは220人となり、1日の新規感染者数としては過去最多となった。

感染が判明したのは上越市の20代公務員男性(県外移動歴あり)、10代女子生徒(県内感染者の濃厚接触者)、30代会社員女性(同)、40代の福祉施設職員女性とパート従業員女性(県内感染者の濃厚接触者)、同市滞在の30代会社員男性(県外移動歴あり)、妙高市の20代アルバイト男性(県外感染者の濃厚接触者、県外移動歴あり)、40代の自営業男性(県外感染者の濃厚接触者)と派遣社員女性。

いずれも中等症、重症ではない。県が濃厚接触者と行動歴を調査中。

上越教育大の男子学生が感染 共通テストには影響なし

上越教育大は1月13日、新潟市居住で同大に通う20代男子学生が感染したと発表した。同大での感染は9例目。

同大によると男子学生は今月7日に大学を訪れたが、大学関係者との濃厚接触はなく、現在は無症状という。

なお、同大は明日から行われる大学入学共通テストの試験会場となっているが、同大では年明けからオンラインで授業を実施しており、試験会場は施錠をして使用を禁止していることから、「新型コロナによる影響はない」としている。