上越市の大規模接種センターでまた誤接種 2回目に違う種類のワクチン

新潟県と上越市は2021年10月11日、上越総合病院に設置・運営している新型コロナウイルスワクチンの大規模接種センターで9日に誤接種があったと発表した。1回目にファイザー社製ワクチンを接種した市内在住の50代男性に、2回目の接種としてモデルナ社製ワクチンを接種した。

市によると、男性は8月22日に同病院を会場に行われた同市の集団接種で、1回目としてファイザー社製のワクチンを接種した。本来は3週間後の9月12日に2回目の接種を行う予定だったが、男性は接種を受けていなかった。男性は10月9日に同病院を会場に行われた県大規模接種センターを訪れ、モデルナ社製のワクチンを接種された。

誤接種は接種済証発行の際に判明した。市は接種の際、受付で接種履歴を確認すべきところ、見落としたことが原因としている。市によると、男性の健康への影響はないという。

この大規模接種センターでは、9月5日にも同様の誤接種が発生している。市の担当者は「受け付けを行う当市の誤りで申し訳なかった。二度とないよう改めてチェック体制を強化する」と話した。

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