上越市社協の50代女性職員と施設利用者の90代男性が感染

新潟県は2021年1月20日、上越市内で新たに2人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。陽性が判明したのは同市在住で90代無職の男性と50代福祉施設職員の女性、計2人。市社会福祉協議会は20日、50代女性が同協議会板倉支所に勤務する職員で、90代男性が同支所のデイサービス利用者だと発表した。

県によると90代男性は1月18日に発熱があり、医療機関を受診。翌19日に検体を採取し、PCR検査の結果、陽性が判明した。現在発熱症状があり入院中。

50代女性は18日に陽性が判明した同支所に勤務する50代女性職員の接触者として検査した結果、19日に陽性が判明した。現在は鼻づまりの症状があり、保健所の指示に従い、隔離療養している。

また、同協議会によると18日に感染が確認された女性職員の濃厚接触者の2人と同僚3人については検査の結果、陰性が確認された。20日に同支所に勤務する職員68人と、同支所に併設し、同協議会が指定管理として運営する「生活支援ハウス」入居者9人のPCR検査を実施しており、検査結果判明に2、3日を要するという。

行動歴や濃厚接触者を県が調査中。

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