干支にちなみ「ウサギダイバー」が登場 上越市のうみがたりで正月イベント開催中

新潟県の上越市立水族博物館「うみがたり」は2023年も元日から営業しており、各種正月イベントが行われている。今年のえと、「卯」にちなみ、ウサギに扮したダイバーが水槽内に登場して魚たちにえさをやるほか、ウサギのように飛び跳ねて移動する「トビハゼ」の展示、ドルフィンパフォーマンスの正月バーション、新年を祝うオリジナルみくじの販売などが行われている。

ウサギダイバーの登場を喜ぶ来場者たち

えとに扮するダイバーは、館内「うみがたり大水槽」に正月限定で登場する恒例企画。「丑」「寅」に続き、今回で3度目となる。「卯ダイバーお年玉フィーディング」と銘打ち、水槽の中の生き物にダイバーがお年玉としてえさを与える。形を変えながら迫ってくる魚の群れは来場者を大いに喜ばせている。

ニンジンを抱えて手を振るウサギダイバー

ウサギダイバーは灰色の気ぐるみを着用し、水槽の中では長い耳をなびかせる。ニンジンに見立てた蓋付きの三角コーンにオキアミなどのえさを入れ、抱えながらスイスイと泳ぐ様子を大水槽各所で眺めることができる。このうち、天井から足もとまで全面が透明な水中トンネル「うみがたりチューブ」ではタイミングが良いとウサギダイバーと記念撮影も楽しめる。

タイミングが良ければ記念撮影もできる

担当者は「(うみがたりは)天候に関係なく楽しめるところ。久しぶりに会う家族や友人と楽しい時間を共有してほしい」と話している。

正月イベントは1月9日まで。トビハゼの展示のみ29日まで。ウサギダイバーの登場は1日1回、午後1時からの約10分間。このほか、見た目もかわいらしい「雪うさぎみかん大福」(600円)がレストランに登場しているほか、ミュージアムショップではオリジナル商品などが入った「福袋」(3000円)が販売されている。それぞれ数量限定。

正月は休まず営業するが、11、12日は機械点検で臨時休館となる。営業時間は午前10時から午後5時まで。

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