来年の高田城址公園観桜会ポスターが完成 3月29日に開幕

新潟県上越市の春の一大イベント「高田城址公園観桜会」の来年のポスターが完成した。青空に映える昼の桜と、“日本三大夜桜”に数えられる夜の桜を盛り込んだ一枚となっている。

2023年開催の「第98回高田城址公園観桜会」のポスター(上越観光コンベンション協会提供)

ポスターには、残雪の妙高山と桜が競演する南堀、桜が立ち並ぶ人気フォトスポットの「さくらロード」、ライトアップされた高田城三重櫓と夜桜の写真が盛り込まれている。観桜会事務局の上越観光コンベンション協会によると、観桜会の文字回りにも桜を配置し、心地よい春の日に満開の桜に包まれる感覚を表現したという。

A1判など計4100枚を作成し、市内施設や町内会、公共交通機関のほか、首都圏や関西圏、姉妹・友好都市などにも配布する。

来年の会期は3月29日〜4月12日の15日間。初の3月開幕となった今年は、桜の開花が遅れ会期を1週間延長したことなどから、今年より3日開幕を遅らせた。開花状況によっては一部事業の前倒しや会期延長を行うほか、新型コロナウイルス対策などを踏まえた開催内容は、感染状況などをみて今後決定する。