ホワイトシーズン開幕を園児が盛り上げ スキー神社で安全祈願祭

本格的なホワイトシーズンを間近に控えた2022年12月15日、新潟県妙高市関川のスキー神社で、「妙高高原スキー神社祭」が開かれた。市内のスキー場関係者らが今冬の安全を祈願したほか、シーズンインに向け、地元園児が元気いっぱい境内の斜面を駆け下りて盛り上げた。

境内の坂を元気いっぱい駆け下りる園児ら

スキー神社は1932年に国内初のスキー事故犠牲者を弔うために建立。神社祭は翌33年からスキーシーズンの無事故や地域の発展を願い、毎年12月15日に行われている。

妙高ツーリズムマネジメント(古川征夫会長)と妙高スキークラブの主催で、この日は城戸陽二妙高市長や市内の観光協会、スキー連盟、スキー場関係者など約50人が参列し、神事が執り行われた。あいさつに立った城戸市長は、全国旅行支援の再開やインバウンドの解禁などを挙げ「明るい兆しを見せるこのシーズン。安全対策をした上で、お越しになるお客様に妙高の魅力を伝えてほしい」と話した。

スキー場関係者など約50人が参列したスキー神社祭

シーズンインを祝うテープカットの後、例年は地元の妙高高原こども園の園児による初滑りが行われているが、今年は積雪が足らず中止に。代わりに年長児12人がふうせんを手に坂を駆け下り、参列者からは大きな拍手が送られた。

妙高ツーリズムマネジメントによると、市内の九つのスキー場ではコロナ禍以前、70万人以上の集客があったが、昨シーズンは約43万人にとどまった。古川会長(78)は「シーズン券の予約や海外では共通リフト券の売れ行きも良い。妙高山麓を中心に雪が多く、温泉も豊富なので、アフタースキーの観光も楽しんでほしい」と願った。

市内のスキー場は、16日のロッテアライリゾートを皮切りに、積雪次第で順次営業を開始する。

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