ポスターに旧今井染物屋 詩人三好達治の愛憎劇描いた映画「天上の花」公開

詩集「測量船」や「大阿蘇」「乳母車」などの作品で知られる昭和の叙情詩人、三好達治(1900〜1964)と三好が師と仰ぐ詩人萩原朔太郎の妹、慶子との愛憎の日々を描いた映画「天上の花」(片嶋一貴監督)が2022年12月9日、全国公開された。同作品は上越市内でもロケが行われ、ポスターの撮影場所は本町6の旧今井染物屋。同じく撮影が行われた同市本町6の高田世界館でも17日から上映される。

上越市の旧今井染物屋で撮影された「天上の花」のポスター

同作品は萩原朔太郎の没後80年に合わせ、全国52か所の文学館や美術館、大学などで開催される企画展「萩原朔太郎大全2022」の記念映画として制作された。朔太郎の長女、萩原葉子の同名小説「天上の花―三好達治抄―」を映像化し、戦争に翻弄されつつ詩と愛に葛藤する三好と慶子らを描いた。

ポスターの撮影場所は旧今井染物屋(高田世界館提供)

長年、慶子を思い続けながらも一緒に暮らし始めると暴力を繰り返してしまう主人公の三好達治を東出昌大さん、奔放な性格の慶子を入山法子さん、萩原朔太郎を吹越満さんが演じている。

撮影はプロデューサーの一人、小林三四郎さんが柏崎市出身だったことから、柏崎市や上越市でも行われた。上越市内の旧今井染物屋や高田世界館、旧師団長官舎(大町2)、えちごトキめき鉄道有間川駅(有間川)、高田まちかど交流館(本町3)などがスクリーンに登場する。

高田世界館での上映は1月13日までで、初日の17日には主演女優の入山さんと小林プロデューサーの舞台あいさつ(午後0時45分からの上映後)もある。料金は一般1700円、60歳以上と大学生1200円、高校生以下800円。詳しい上映時間はこちら

予告編