【2022年10月19日追記】妙高警察署によると、遭難した男性は2022年10月19日午前5時58分に同署と頸南消防署による救助隊に発見され、体調に異常がなかったことから救助隊と共に自力で下山し、午前6時10分に無事に下山を完了した。
妙高警察署によると、2022年10月18日、キノコ採りのため新潟県妙高市杉野沢の山中に1人で入った長野市の60代男性が、濃霧のため車の駐車場所まで戻れなくなった。男性の家族からの通報を受けて同署の救助隊が出動し、午後5時45分に男性の声が聞こえる場所まで接近したが、救助するには沢を越える必要があり、日没のため2次遭難の恐れもあることから、明日19日の午前6時から救助を再開する。
男性は火打山の登山道に通じる県道の途中に車を停めて山に入り、苗名の滝の北側およそ700〜800mの湿地帯にいるとみられる。携帯電話を所持しており、けがはない。ジャンパーにズボン姿と軽装備のため、同署では明日の朝まで定期的に男性に電話し、体調確認を行うとしている。