3年ぶり本格開催に向け「謙信公祭」のポスター完成

3年ぶりに新型コロナウイルス流行前に近い本格開催が発表された、新潟県上越市の第97回謙信公祭(2022年8月19〜21日)のポスターがこのほど完成した。光の帯の中で力強く遠くを見つめる謙信像が、コロナ禍の困難を乗り越えての開催となる今年の同祭を表現している。

 完成した「第97回謙信公祭」のポスター

ポスターは主催の謙信公祭協賛会が、初めて6社によるデザインコンペを実施して作成した。塊となって動くむら雲から射す放射状の光の帯と、謙信像のまなざしを同じ方向に重ね、コロナ禍など困難に立ち向かう力強い姿を描いた。青とオレンジが混ざり合う色合いは、人々の心を癒やし思いやる謙信の慈悲の心を表しているという。

2400枚を作成。今後、旅行会社や姉妹都市・友好都市、県内外観光施設などに送付され、貼り出される。

郷土の戦国武将上杉謙信の遺徳をたたえる同祭は今年、3年ぶりに献納米合戦や出陣行列・川中島合戦の再現などの主要イベントを実施する。メインの出陣行列・川中島合戦の再現は、県内に住所があり、居住している人に限り参加者を募集している。締め切りは6月30日。「上越観光Navi」(http://joetsukankonavi.jp)から申し込める。