上越、妙高で6人が感染 保育園、小中学校、高校、大学でも確認

新潟県は2022年1月31日、上越市の5人と妙高市の1人の計6人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内全体では266人だった。

既存の集団感染としては上越保健所管内の学校関連で、同日公表分の1人を含む56人が確認された。

大町小、直江津中、浦川原中でも感染確認

上越市教育委員会は31日、大町小の児童1人、直江津中の生徒1人、浦川原中の生徒1人の計3人が新たに感染したと発表した。

浦川原中は感染が広がらないことが確認されるまで、臨時休校する。大町小は濃厚接触者が特定され感染が広がらないことが確認されており、一部の学級を除いて学校と放課後児童クラブを平常通り行う。直江津中も濃厚接触者が特定されたため、一部の学級を除いて2月1日から再開する。

大瀁保育園は園児感染で再び休園

上越市保育課は31日、頸城区の市立大瀁保育園の園児1人の感染を発表した。濃厚接触者の特定と施設消毒のため2月1、2日の予定で臨時休園する。

同園は1月25日にも園児の感染が判明し、27日まで臨時休園していた。25日の感染判明を受けて31日まで自宅待機の対象となっていたクラスの園児については、今回新たに確認された感染者の影響がないため、園が再開するまでの間、くびき希望館で代替保育を行う。

新井高と高田北城高で生徒1人ずつ感染

県は31日、県立新井高校と同高田北城高校で生徒1人ずつが新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。

新井高はほかの生徒の感染を受け、1月28日から臨時休校し、29日から2年生を除き再開している。高田北城高は行動歴等の調査が終了しており、学校内での感染拡大がないとし、臨時休校はしない。

上越高は1日まで休校 

上越市寺町3の上越高校は31日、校内で感染が確認されたため、2月1日まで臨時休校している。

上越教育大は男子学生が感染

上越教育大は31日、男子学生1人が感染したと発表した。発表によると男子学生は1月29日に医療機関で検査した結果、陽性が判明した。学生は今年1月から登校していないため、学生、教職員に濃厚接触者はいないという。