上越市27人、妙高市23人計50人感染 両市とも過去最多

新潟県は2022年1月25日、上越市に住む26人と同市滞在の1人、妙高市に住む21人と同市滞在の2人の計50人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。上越市は1月18日の14人以来、妙高市は同24日の13人以来、過去最多。それぞれ20人を超え、感染者が急増している。県内全体では432人。中等症、重症ではない。

新たに企業関連で二つの集団感染

上越保健所管内では新たに企業関連で二つの集団感染が確認された。25日発表の5人を含めた15人と、もう一つは同日発表の6人の集団感染。またすでに確認されている上越保健所管内の学校関連では、同日発表の11人を含め合計24人となった。

大瀁保育園の園児感染で臨時休園

上越市は25日、頸城区の市立大瀁保育園の園児の感染を確認したと発表した。同園は26日まで臨時休園する。同市保育課によると、園児は24日まで登園し、25日に発熱の症状でPCR検査を受け、同日陽性が判明した。保健所が園児や職員の濃厚接触者を調査している。

新井小児童は新たに10人が陽性

妙高市は25日、市立新井小学校の児童10人が新たに感染したと発表した。児童10人は23〜24日に発熱などの症状がありPCR検査を受け、24日に陽性が判明した。同校は児童の感染判明を受けて22日から臨時休校し、放課後児童クラブも閉鎖している。同校児童の感染者は20人となった。

妙高警察署の職員が感染

妙高警察署は25日、同署に勤務する40代の男性職員1人の感染を発表した。部外と接触する業務ではないことから、感染対策を徹底して通常業務を続けている。同署によると男性職員は、24日に頭痛や発熱の症状があり、25日に抗原検査を受け、陽性が判明した。20日まで勤務していたという。