上越、妙高で計20人が感染 県内は611人


新潟県は2022年1月27日、上越市に住む15人と妙高市に住む4人、同市滞在1人の計20人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。いずれも中等症、重症ではない。県内全体は611人。

上越保健所管内での既存の集団感染は三つ。学校関連で同日公表分の4人を含む32人、別の学校関連で同日公表分の1人を含む10人、企業関連で同日公表分の2人を含む18人が確認された。

浦川原区総合事務所職員が感染

上越市は27日、浦川原区総合事務所に勤務する職員1人、市立保育園に通う男児が新たに感染したと発表した。

職員は市民対応業務に就いているが、22日から出勤していない。25日にPCR検査を受け、翌26日に陽性が判明した。来庁者、職場での濃厚接触者はいないことから、業務は継続している。

保育園に通う男児はPCR検査の結果、26日に陽性が判明した。22日から登園しておらず、園内での感染の可能性がないことなどから、園名は公表しない。

新井小は教職員1人、児童7人が新たに感染

妙高市は27日、市立新井小に勤務する教職員1人と同校児童の7人、市内保育園に通う園児1人、市内小学校に勤務する教職員1人が新たに感染したと発表した。

新井小教職員は陽性が確認された児童の接触者で、同校は31日まで休校予定。

園児と市内小学校に勤務する教職員1人は、感染が確認された同居家族の濃厚接触者。園内、校内での感染拡大の可能性がないとし、園名、校名は公表しない。