上越市高田公園の桜 観桜会の開幕日 4月1日ぴったりに開花!

「第91回高田城百万人観桜会」(2016年4月1日〜17日)の会場となっている新潟県上越市の高田公園にある調査木のソメイヨシノが、観桜会初日の4月1日午後、開花した。観桜会を主催する上越観光コンベンション協会が発表した。開花は昨年と比べ1日早く、平年と比べ7日早い。

咲き始めた高田公園の桜
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調査木は公園内忠霊塔前にある100年樹のソメイヨシノ。全体のつぼみのうち、5、6輪以上の開花が宣言の目安になる。同公園で桜の保全活動と観察などを行っている環境グループ「エコ・グリーン」(青木ユキ子代表)と同協会が桜の開花調査を実施しており、例年、開花直前から連日調査を行っている。今年は3月31日から始めた。

エコ・グリーンの青木代表らが開花調査を行い開花宣言
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新潟地方気象台によると、同市高田では午後0時52分に最高気温19.4度を記録し、晴れ間が広がる好天となった。青木代表らが調査木に5、6輪以上の花が咲いているのを確認し、開花宣言した。

青木代表らによると、午前中に3、4輪の開花を確認。午後から気温が上がり風も止んだため、さらに開花が進んだという。青木代表は「今年は天候に恵まれた。明日も暖かくなる予報なので、もう少しにぎやかになるのではないか」と話していた。