妙高市の三田原山からバックカントリーの40代男性が崖から転落しそうになるも無事救助

妙高警察署によると2023年2月18日午後4時3分、新潟県妙高市の三田原山からバックカントリーでスノーボードをしていた県内在住の40代男性が崖から転落しそうになり、救助を要請する110番通報が男性の同行者の家族を通じてあった。男性がいるのは同市田切の赤倉観光リゾートスキー場のホテル第3クワッドリフト降り場から南東に約470mの地点で、警察ら救助隊が現場で救助に当たっている。男性にけがはない。

同署によると、男性は3人組で同日朝、同市杉野沢の妙高杉ノ原スキー場からリフトなどを利用し、コース外の三田原山に向かったとみられる。

通報を受け午後5時15分頃に県警ヘリが救助に向かったが、安全が確保できないとして男性の救助を断念。男性以外の1人はヘリに乗り、もう1人は男性の近くで救助隊を待った。救助隊は午後6時40頃、男性の姿が確認できる地点に到着。男性は崖に滑り落ちないよう、片腕で近くの木につかまり、もう片方の手に持ったストックを斜面に突き刺している状態だという。


【追記】妙高警察署によると、男性は県警山岳遭難救助隊と妙高山域遭難対策連絡会によって無事救助され2023年2月18日午後10時46分、救助隊と共に歩いて下山した。男性は新潟県弥彦村在住で、けがはなかった。