6年間でさい銭どろぼう60件 被害総額11万円 上越市佐内町の73歳無職男

妙高警察署と上越警察署は2023年10月16日までに、上越市佐内町の無職の男(73)による上越地域における神社仏閣を対象とした連続建造物侵入・窃盗等事件の捜査を終結したと発表した。男は7月24日に建造物侵入・窃盗の疑いで妙高署に逮捕されていた。

発表などによると男は2017年夏頃から今年7月24日までの間に妙高、上越2市の神社仏閣などに侵入し、さい銭箱から現金を盗むなどの犯行を繰り返していた。犯行件数は余罪として60件、被害総額は現金約11万円。

妙高警察署によると男はさい銭箱の南京錠を破壊するなどし、1回100〜9000円を盗んでいた。男は盗んだ金をたばこや飲料の購入費用に充てていたという。男は13日、高田区検察庁に送致された。