2018年12月19日午後9時40分頃、上越市後谷の南葉高原キャンプ場で火災が発生した。木造平屋建ての南葉山荘と、近くの木造小屋の計約112平方mを全焼し、20日午前2時45分に鎮火した。上越警察署によると、けが人はいない。
上越地域消防事務組合消防本部によると、19日午後10時5分頃、地元住民から「キャンプ場の方向から火のような明かりが見える」との通報があった。現場に続く道は雪が多かったため、途中から消防、警察の車両が入れず、消防隊員は現場の約1km手前から徒歩で向かったという。また山あいで水利が遠く、雪をかけて消火にあたった。
南葉山荘は南葉山 (949m) 中腹の南葉高原キャンプ場内にあり、市が所有する宿泊施設。11月3日で今季の営業を終了したため、出火当時は無人でけが人はいなかった。
同署などは、出火原因は落雷の可能性が高いと見て調べている。
市内には19日午後7時過ぎから雷注意報が出されており、直江津地区では落雷が原因とみられる停電も起きていた。