上越市が子育て世帯への給付金45世帯に誤支給

新潟県上越市は2020年5月28日、子育て世帯への臨時特別給付金について、45世帯49人分を誤って過払いしたと発表した。

政府の新型コロナウイルス対策として、児童手当を受給している中学生以下の子供に1人1万円を支給するもので、同市では1万2129世帯が対象。今年3月31日までに生まれた児童が対象だが、4月1日以降に生まれた第2子以降の児童のいる38世帯(児童39人)に支給した。また、3月31日に転出した7世帯(同10人)に対しても、誤って支給した。

市こども課によると、振込データを作成する際に、支給対象ではない児童を除外する設定を誤ったという。今後、45世帯に対して、謝罪し、過払分の返還を求める。

再発防止に向けて同課では「複数人のチェック体制を徹底するなど、再発防止策に取り組む」としている。

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