県外へ進出! 「JMAXシアターとやま」 6月3日オープンへ

新潟県上越市富岡で複合映画施設(シネマコンプレックス=シネコン)「JMAXシアター」を運営する金子興業(金子林生社長)は、富山県富山市の総曲輪そうがわ西地区再開発事業で建設しているビル内に、8スクリーンの「JMAXシアターとやま」を2016年6月3日にオープンする。

JMAXシアターとやまの入口(イメージ)
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地権者らでつくる再開発組合が、国道41号と大手モールに挟まれた約5680平方mの土地に、5階建てのシネコン棟、9階建てのホテル棟、約500台を収容する8階建て駐車場棟などを建設している。JMAXシアターとやまは、同社2か所目のシネコンで、県外初進出。

シネコン棟の1階には飲食店などのテナントが6店入る。2階から5階までがシネコンで、核テナントとして入居する。総面積は約3300平方m。スクリーン数は上越と同じで、2-3階に3スクリーン、4-5階に5スクリーンを設置する。席数は77席から316席まであり、上越とほぼ同じ計1178席。

2階のチケットカウンター近くにある4台の券売機を使うと、自分で座席を選ぶことができる。また、事前にインターネットで座席指定のチケットを購入できる。上映する映画は、東宝や東映などが配給する作品が中心で、上越とほぼ同じだという。

金子社長は「内装は和風を取り入れ、落ち着いた雰囲気にした。椅子もワンランク上のクラスで、最新の音響機器を入れて臨場感を高めた」と話している。

北陸新幹線の富山駅から南へ約1.3kmの場所で、大和富山店の近く。JR富山駅から、路面電車で約10分。

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