還付金詐欺で150万円だまし取られる 妙高市の60代女性が被害

妙高警察署は2023年3月31日、新潟県妙高市に住む60代女性から特殊詐欺(還付金詐欺)被害の届け出を受理したと発表した。被害金額は現金合計約150万円。

同署によると同日午前10時30分頃、女性宅に妙高市役所の職員をかたる男から「介護保険料の還付の手続きができます。今日が期限です。後で金融機関から連絡があります」という電話があり、女性は携帯電話の番号を伝えた。その後、金融機関の職員をかたる男から携帯電話に電話があり、「ATMで手続きができる」と言われた女性は、一度電話を切って市内のスーパーマーケットに行った。再び男から電話があり、指示を受けながらATMを操作しているうちに約100万円と約50万円を2口座に分けて振り込まされた。不審に思った女性が110番通報した。

今年に入って同市内での特殊詐欺被害は初めて。