妙高市が灯油購入費など1世帯最大3万円給付 物価高の市民生活支援

新潟県妙高市は灯油や電力、ガスなどのエネルギー価格高騰による家計への負担軽減を図るため、灯油購入費などとして1世帯あたり最大3万円を給付する。事業費は約1億700万円。

対象は12月1日時点で同市に住民登録がある世帯住民で、住民税均等割のみ課税世帯の約730世帯に3万円、住民税非課税世帯の約3100世帯には1万円、一般世帯の約8520世帯には5000円が給付される。

給付は12月末から順次行なわれ、来年1月末までに口座振り込みされる。口座情報の登録がない世帯は申請を受け付け次第、給付される。

先月の定例記者会見で城戸陽二市長は、原油高騰や円安による物価高に触れながら「市民の生活、暮らしを守る対策に取り組みたい」と述べた。