国葬の27日限定で3作品を緊急上映 高田世界館

新潟県上越市本町6の映画館「高田世界館」は安倍晋三元首相の国葬が行われる2022年9月27日、「今こそ見たい」3作品を1日限りで緊急上映する。

上映するのは、安倍元首相を襲撃したとされる山上徹也容疑者を主人公のモデルにした「REVOLUTION+1」(2022年、50分)、ロシアによるウクライナ侵攻の前兆とされるドンバス戦争を描いたブラックコメディー「ドンバス」(2018年、121分)、1953年に行われたソ連の独裁者スターリンの国葬の記録映像を基にしたドキュメンタリー「国葬」(2019年、135分)の3作品。

「REVOLUTION+1」は足立正生監督の6年ぶりの新作で、7月の事件直後に企画、3日間で脚本執筆、8日間で撮影された。国葬に合わせて全国十数か所の映画館で緊急公開される。

「ドンバス」と「国葬」は、ウクライナ出身のセルゲイ・ロズニツァ監督の作品で、ドンバスはカンヌ国際映画《ある視点》部門監督賞を受賞、国葬はヴェネチア国際映画祭に正式出品されるなど国際的に高い評価を獲得した。

午前11時からドンバス、午後2時から国葬、午後7時からREVOLUTION+1が上映される。

・高田世界館ホームページ http://takadasekaikan.com/