儀明川沿いのコヒガンザクラが一足早く見頃迎える

新潟県上越市本町4、5の儀明川沿いのコヒガンザクラが見頃を迎えている。通りを薄ピンク色に彩り、道行く人たちの目を楽しませている。

見頃を迎えた本町4、5の儀明川沿いのコヒガンザクラ(7日午前撮影)

コヒガンザクラは早咲きで、彼岸頃に花が咲き始めることから名付けられたとされている。ソメイヨシノよりも濃い色の花が特徴だ。

薄ピンク色の花が特徴

儀明川沿いの桜は、1999年から高田ロータリークラブが植栽したもので、本町4のイレブンプラザから本町5のあすとぴあ高田までの約450mにわたり、40本ほどが植えられている。高田城址公園よりも一足早く見頃を迎える桜スポットとして、近隣住民らから親しまれている。

満開に近い桜を楽しむ市民

朝から晴れ間が広がった2022年4月7日、桜は満開に近い状態で、通行人や散歩に訪れた人が足を止め、写真を撮るなどして楽しんでいた。80代の母親と一緒に訪れた同市新町の40代女性は「高田城址公園の桜がまだ見頃にならないので来てみた。川に向かって咲いているのが見事で、やっと春が来たなという感じ」と微笑んだ。