新潟太陽誘電が来年新工場建設 投資額100億円 100人の正規雇用予定

新潟太陽誘電(本社・新潟県上越市頸城区上吉、山田英夫社長)は2017年11月8日、新工場となる第3号棟を建設すると発表した。来年12月のしゅん工予定で、投資規模は約100億円。今後3年程度の間に約100人の正規雇用を予定している。

新潟太陽誘電
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新潟太陽誘電は、太陽誘電(本社・東京都中央区、登坂正一社長)の子会社で、小型大容量積層セラミックコンデンサの生産拠点とし2007年に上越市に設立された。2015年には第2号棟を建設している。

新工場の第3号棟は第1、2号棟とほぼ同規模で、延床面積26,000平方m、建築面積約15,000平方m。2018年4月の着工、同12月のしゅん工を予定している。投資予定額は約100億円。

今後もスマートフォンなどのモバイル機器、自動車、産業機器、エネルギー、医療・ヘルスケアなどの市場で、積層セラミックコンデンサの需要拡大が続くと見込まれることから、新工場を増設を決めた。

新潟太陽誘電の従業員数は今年3月末時点で526人。太陽誘電によると、新工場増設に伴い今後3年程度の間に約100人の正社員を新たに雇用する計画だという。

新潟太陽誘電(上越市頸城区)