火打山へ向かう途中に登山道から滑落 県警ヘリが68歳男性を救助

妙高警察署によると2017年6月27日午後5時20分、登山のため友人1人と火打山へ向かっていた愛知県豊川市の水谷敏和さん(68)が登山道から滑落し、背中の痛みを訴え自力で歩けなくなったと、同署へ通報があった。県警ヘリが出動し、午後7時に水谷さんを救助して、上越市内の病院へと搬送した。

同署によると、水谷さんは6月27日、友人と2人で火打山へと向かっていたが、雪の残る登山道で足を滑らせ約30m滑落。友人が水谷さんを助け上げた。その後、2人で高谷池ヒュッテを目指したが、水谷さんは影火打の標高2000m付近で背中の痛みを訴え、動けなくなったという。友人は助けを求めるため、1人で高谷池ヒュッテを訪れた。高谷池ヒュッテの職員が同署に通報した。

水谷さんは意識がはっきりしているものの、自力では歩けない状態だという。