上越市民の行きたい旅行先は? 新潟空港からEasy Go!

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新潟空港からどこへ行きたい?──。官民で新潟空港の路線誘致や利用促進活動を行っている新潟空港整備推進協議会が今月、上越市で開催した利用促進PRイベントに合わせてアンケート調査を実施した。北海道や関西、沖縄などの国内定期路線のほか、ソウル、上海、ハルビン、台湾などへの国際便が出ている新潟空港から行きたい場所をたずね、775人から回答があった。上越市民に人気の行き先第1位は、国内が北海道で、海外はハワイだった。

新潟空港
外観南面夕景

人気の行き先は北海道とハワイ、韓国

2019年3月9日、10日、上越市富岡の「上越ショッピングセンター・アコーレ」の催事場で利用促進PRイベント「新潟空港からEasy GO(イジー・ゴー)」を開催。来場者を対象にアンケート調査を実施した。その結果、行きたい場所は国内では、北海道(14.8%)が最も多く、ついで関西(13.3%)、沖縄(12.3%)と続いた。海外では、ハワイ(14.1%)、韓国(7.4%)、台湾(5.3%)の順に人気を集めた。

北海道へは直行便 夏は1日5往復に増便

国内で人気1位となった北海道へは、新潟-札幌(新千歳)線が1日4往復航しており、片道1時間ほど。6〜9月の夏場の直行便は、1往復増便となり、1日5往復となる。

また、新千歳空港から札幌市内へのアクセスも鉄道で約35分ほどと良好。レンタカーで道内全域の旅行するのもおすすめだ。

北海道の洞爺湖。例年5月には湖畔に咲く梅が見頃を迎える
北海道写真②

北海道ではエゾリスに会えるかも
北海道写真①

ソウルへは上越からも楽々の出発時間

韓国ソウルへの直行便は、大韓航空が週3往復運航。午後1時5分に新潟空港を出発し、ソウル仁川国際空港には同3時20分に到着する。上越地域からの出発しても、かなり余裕がある時間設定となっている。

ソウルの繁華街明洞(ミョンドン)
ソウル4

ソウルでは、焼き肉やチジミなど定番のグルメのほか、最近では若い女性中心に「インスタ映え」するスポットなどが人気を集めている。

インスタ映えするアイスクリームが人気の店「Bistopping」。ソウルの新沙洞(シンサドン)、弘大(ホンデ)にある
ソウル5

フォトジェニックなカフェ「DORE DORE」のレインボーケーキ。ソウルの新沙洞(シンサドン)
ソウル1

韓国を代表する美術家やデザイナーが多く輩出している弘益大学周辺の学生街、弘大(ホンデ)エリア
ソウル2

人気1位のハワイへは乗継で

新潟空港からソウルへの直行便で仁川国際空港まで行き、乗り継いでハワイへ行ける。仁川国際空港には第2ターミナルが昨年1月にオープンし、搭乗手続きがスムーズになった。また、無料シャワーやリクライニングチェアのある休憩エリアのほか、無料の工芸体験コーナー、待ち時間4時間以上の人を対象とした無料トランジットツアーなど、待ち時間を快適に過ごす施設も充実している。

昨年1月にオープンした第2ターミナル(仁川国際空港)
Check-in floor

ハワイへは例えば、次のスケージュルで新潟空港からその日のうちに仁川国際空港で乗り継いでスムーズに向かうことができる。

新潟空港(13時5分)→ソウル・仁川国際空港(15時20分)→ソウル・仁川国際空港(21時20分)→ハワイ・ホノルル空港(10時20分)
※時刻は現地時間

また、仁川国際空港以外にも、新潟空港から就航する成田空港や関西国際空港、上海浦東国際空港でも乗継ができ、世界各国への旅行が可能だ。

空港へは「上越ライナー」で

上越地域から新潟空港までのアクセスは、予約制の「上越ライナー」がおすすめだ。特に、旅行からの帰路も運転しなくてすみ、最後まで快適な旅行を楽しめる。

上越から新潟空港まで乗り換えなしで行ける便利な「上越ライナー上越ライナーイメージ写真

上越ライナーは、上越市内3か所(直江津駅前、高田駅前、上越インター富岡バス停)と新潟空港を直行で結ぶ乗合タクシー。料金は1人片道3000円(6歳未満は無料)。3人以上で団体割引もあり、同一便を利用する場合1人当り500円割引で、1人片道2500円になる。

3月31日以降はさらに割り引き

さらに3月31日以降の乗車分からは、団体割引の適用が「2人以上」に拡大される。例えば、2人で往復利用する場合の料金は10,000円になり、上越から自家用車で高速道路を利用するケースに比べて費用面でもお得で、もちろん運転もしなくていい。

上越インター富岡バス停には無料駐車場もあり、自家用車を留め置いてのパーク・アンド・ライドが可能だ。

接続もさらに便利に

3月31日以降、上越ライナーの運行時刻が変わり、接続する航空便が増える。これまで以上に余裕を持って利用できるようになる。

上越ライナーの運行ダイヤ
運行ダイヤ

また、往路又は復路のどちらか一方でも利用可能なので、行程に合わせて鉄道や県内高速バスとの組合せも自在にできる。新潟空港と新潟駅の間には、概ね20分間隔で直行リムジンバスが運行されている。

予約は、乗車前日の正午までに頸城ハイヤー株式会社(電話025-543-3488)まで。同社ホームページからも予約可能(http://kubiki-haiya.com/)。

今冬には空港駐車場無料化の実証実験

今冬には、上越など他空港と競合する地域からの旅客を取り込もうと、期間限定で、国際線利用者を対象に72時間以内の空港駐車場料金(最大2400円)を無料にする「空港駐車場の無料化・低廉化実証実験」が予定されている。

年会費無料でお得なファンクラブも

このほか、お得なツアー紹介や空港内のお店でも買い物が5%引きとなる等の特典がつく「新潟空港ファンクラブ」の会員も募集中。年会費無料で申し込みはネットから可能(http://www.niigata-airport.gr.jp/fan_club/)。