上越市内一夜で大雪に 停電や倒木、除雪事故も

新潟県上越地域は強い寒気の影響で大雪に見舞われている。2017年1月14日、上越市内では道路の通行止めや停電などが起きている。15日にかけて冬型の気圧配置はさらに強まると予想されている。

一夜で大雪

上越市高田の14日午前9時現在の積雪は66cm。24時間降雪量は50cmで、13日夜から14日朝にかけて多くの雪が降り積もった。積雪は安塚で113cm、妙高市関山で92cmとなっている。

各地で停電

13日夜、上越市浦川原区では雪による倒木で電線が切れて約1700戸が停電した。その後も14日朝にかけて大島区50戸などで新たな停電が発生した(停電関係の記事はこちら)。

倒木が県道ふさぐ

雪で高さ10mほどの木が倒れ、県道を一部ふさいだ
2017-01-14倒木

上越市三和区桑曽根では雪による倒木で県道安塚柏崎線が一部ふさがれ、14日午前6時から、現場付近が通行できなくなった。通行止めは午後6時30分に解除された。

除雪作業で重傷

上越市によると13日午後4時20分頃、安塚区本郷で除雪作業をしていた男性(67)が足を滑らせ、除雪機の刃に接触、右太もも裂傷の重傷を負った。男性は市内の病院に搬送された。

大学入試センター試験

14、15日は大学入試センター試験。上越市内では上越教育大学と県立看護大学が会場となっているが、両会場とも定刻に試験が行われた。県立看護大では、交通機関の遅延のため、受験生1人が後日再試験となった。

一部列車に運休や遅れ

雪の影響でえちごトキめき鉄道妙高はねうまラインで、14日早朝から一部列車の運休や遅れが発生した。

ほくほく線にも大幅な遅れが出た。

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