ブルーインパルスが高田の観桜会に登場 10日の本番に向けリハーサル

航空自衛隊のアクロバットチーム「ブルーインパルス」の展示飛行が2022年4月10日、新潟県上越市で開催中の高田城址公園観桜会会場上空で行われる。晴天となった9日、前日リハーサルが披露され、花見客ら多くの人々が迫力の飛行に見入った。

白いスモークを噴射しながら高田城址公園上空に登場したブルーインパルス

リハーサルでは、ブルーインパルスが所属する宮城県の松島基地から飛び立った6機が午前11時過ぎ、高田城址公園上空約300〜400mに東側から姿を現した。青空をバックに真っ白なスモークを噴射しながら三角形の隊形で登場。上空を1周する「デルタ・360°・ターン」に続き、6機が輪を描き花を表現する「サクラ」、5機が傘を開くように5方向に散らばる「サンライズ」など計6演目を披露した。

高田城三重櫓とブルーインパルス

6個の輪が重なり花を描く「サクラ」

「サンライズ」

観覧場所として開放された園内の陸上競技場では、芝生の上や観覧席から多くの人がカメラやスマートフォンを手に見守り、演目を披露するたびに拍手や歓声が起こっていた。小学生の息子2人を連れて長野市から訪れていた40代の夫妻は「初めて見たが、すごく近くて迫力があって感動した。コロナ禍でストレスが溜まっていたが、壮大なショーを見て明るくなれた。高田の観桜会も久しぶりなので楽しみたい」と話していた。

また、陸上競技場と野球場の間の駐車場では、ブルーインパルスや自衛隊関連グッズなどを販売。ブルーインパルス特別記念ラベルの数量限定地酒には行列が出来ていた。9日は午後5時まで、10日は午前9時から午後3時まで販売する。

ブルーインパルス特別記念ラベルの上越地域の日本酒

ブルーインパルスグッズ

本番は10日午前11時から20分程度、7演目を予定しており、天候によっては午後2時からとなる。公園内のどこからでも見ることができるが、観覧場所として陸上競技場と野球場が午前9時から開放される。当日の時間変更などは、上越観光Naviや上越忠義隊けんけんずのInstagramTwitterFacebookに掲載される。