医療センター病院は現在地に 高田の57町内会と高田区地域協が要望・意見書

新潟県上越市が改築を予定している上越地域医療センター病院(上越市南高田町)について2017年11月2日、高田地区町内会長協議会(杉本正彦会長)と高田地区地域協議会がそれぞれ、現在地での建て替えを求める要望書と意見書を村山秀幸市長宛てに提出した。

老朽化による同病院の建て替えについては、市が有識者などからなる「上越地域医療センター病院基本構想策定委員会」を設置しており、年度内に収支計画、建設予定地などを含む基本構想案をまとめる予定にしている。一方、市民の間では、現在地での建て替えを求める動きのほか、金谷地区と和田地区の住民がそれぞれに地区内への新築移転を市に要望している。

病院近くの15町内会が今年7月に現在地での建て替えを求めて、5028人分の署名簿を市に提出している。高田地区の57町内会で作る高田地区町内会長協議会は先月の研修会で15町内からの提案を受けて、市長への要望を満場一致で了承。この日は杉本会長ら8人が村山市長を訪ねて要望書を手渡した。100年以上の歴史の中での地域住民との深いかかわり、用地が市所有で財政負担が少ないこと、外来・入院患者の3割強が高田地区住民であることなどを理由に、現在地での建て替えを求めている。

杉本会長(右から2人目)ら8人が村山市長(右)を訪ねて要望書を提出した
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「地域住民の切なる願いを理解してほしい」と求めた杉本会長に対し、村山市長は「地域の皆さんの思いとして十分に受け止め、しっかりと策定委員会に伝えたい」と話した。

高田区地域協も意見書

高田地区地域協議会(西山要耕会長)は15町内会からの要望などを受けて、市当局の説明を聞き自主審議を続け、1日夜の会議で意見書をまとめ、2日付で市長あてに提出した。病院と地域とのつながりや保健医療福祉ゾーンとして周辺に介護施設などが配置されていることなどを理由に、現在地での建て替えを求めている。

意見書をまとめた11月1日の高田区地域協議会
高田区地域協議会

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