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雪中の野天風呂楽しんで 燕温泉「黄金の湯」が前倒しオープン!

2年前

新潟県妙高市の燕温泉にある無料の野天風呂「黄金(おうごん)の湯」が昨年より1か月以上前倒しし、2018年3月17日にオープンした。風呂の周囲は150cm前後の雪にすっぽり覆われており、野趣あふれる雪見風呂が楽しめる。まぶしい青空が広がった3月28日に訪れた。

雪景色を眺めながらの野天風呂
燕温泉露天風呂1

雪の上を歩いて10分

温泉街手前の無料駐車場で車を止め、タオル1本を持って出発した。温泉街の突き当りから妙高山の登山道に入る。ここからは雪の上を歩くので、長靴が必要になる。

雪道は踏み固められているが、気温が上がった日は長靴が埋まる。途中にある薬師堂は、まだ半分雪で埋まっていた。黄金の湯までは200mほどの距離だが、上り坂なのでかなりきつい。健脚の人でも10分近くかかるだろう。

岩風呂が雪に覆われ場所が分かりにくい。簡易水道の建物の少し手前にある。足跡をたどっていけばいい。

黄金の湯は、スキー場(現在は廃止)を整備した際に出土した巨岩を利用し、1983年(昭和58年)に完成した。当初は混浴だったが、後に岩で仕切りを作り、左側を男性用、右側を女性用にした。

燕温泉と同じ源泉をかけ流し

燕温泉と同じ源泉をそのままかけ流している。泉質は「含硫黄-ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩・硫酸塩・塩化物泉」。神経痛、皮膚病、糖尿病、高血圧症、婦人病、やけどなどに効能がある。飲用も可能。

左側が男性用、右側が女性用。積雪のため丸見えなので注意が必要
岩風呂

温泉組合の有志が除雪しオープン

男女別の脱衣所があるが、洗い場や水道などはない。ひたすら乳白色の湯に浸かり、自然の真っ只中で静寂なひとときを過ごすのがいい。

新潟市から来た男性(80)は「写真の撮影に春と秋の2回ほど来る。雪景色の中の湯は格別」と話していた。

野天風呂を管理している燕温泉組合の宮沢一英組合長(88)は、「今年は里雪で例年よりも雪が少なかった。少しでも早く入りたいという要望があり、組合の有志が除雪してオープンを早めた。珍しい雪中の野天風呂を楽しんでほしい」と話す。

開設期間は例年、紅葉が終わる11月23日頃まで。もう1か所の野天風呂、河原の湯(混浴)は6月15日頃にオープンの見込み。

黄金の湯(燕温泉)