妙高市杉ノ沢スキー場のペンションが全焼 けが人なし

2015年2月15日午前11時50分ごろ、新潟県妙高市杉野沢のペンションぷるーくから出火し、同日午後2時25分に鎮火した。同ペンション1棟が全焼し、けが人はいなかった。

火事

妙高警察署によると、通報した従業員の話として、「ボン」という爆発音が聞こえた直後に火の手が上がったという。地下2階を含めた木造一部2階建てが全焼したが、宿泊客45人と従業員3人は無事だった。

ペンションは家族3人で営んでおり、館内に13の和・洋室を備える。杉ノ沢スキー場内にあり、笹ヶ峰に向かう県道39号沿い。同線は冬期間、降雪により車両通行止めとなるため、出火当時も消防車両が進入できなかった。頸南消防署によると、同ペンション最寄りの杉野沢駐車場から人力で運べる可搬式ポンプなどを雪上車などに積載し、付近の川から揚水して消火にあたったという。

出火原因などについて、警察と消防で調査している。