上越市の80代女性が1000万円被害 金融機関などかたる詐欺

上越警察署は2014年9月26日、新潟県上越市内に住む80代の女性から特殊詐欺の被害届を受理したと発表した。女性は1000万円をだまし取られた。

発表によると、9月25日午前11時30分頃、女性の自宅に金融機関職員を名乗る男から「金融機関の職員があなたの預金内容を暴力団に知らせています」という電話があった。その後に警察官を名乗る男から電話があり、「暴力団に預金を取られないようすぐに預金を払い戻してください。金融機関職員が預りに行きます」と言われた。女性はこれを信じて指示通りに預金を払い戻して、同日午後2時30分頃、自宅を訪れた男に現金1000万円を手渡した。

同署では、「悪用されるので預かる」などと言って警察官や金融期間職員に現金を預けるよう指示するのは典型的な特殊詐欺の手口だとして注意を呼び掛けている。

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