上越市民は要チェック! 8月15日正午から指定避難所変更

新潟県上越市は災害時に市民が避難する指定避難所を見直し、2014年8月15日正午から変更する。従来328か所あった指定避難所のうち、老朽化した施設など155か所の指定を解除して、新たに136か所を追加する。すでに全戸配布されている避難所マップ=写真=で確認することが必要だ。

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見直しは災害対策基本法改正で、指定緊急避難場所と指定避難所の指定が市町村に義務付けられたことなどによるもの。一時的に身の安全を確保するための「指定緊急避難場所」は、おおむね1.5kmの徒歩圏内にある公共施設で、地震や水害・津波など法に定められた災害で建物が被災する可能性のない施設。被災者が一定期間滞在する「指定避難所」は、避難生活が可能な学校などの施設で、人口や一人あたりの面積などをふまえ、原則小学校に1施設程度とした。

従来328か所あった避難所を309か所に再編する。このうち、指定避難所となる学校や地域の集会施設など129か所には、災害発生時、市職員による避難所初動対応職員が派遣され、避難所の開設・運営が行われる。町内会館や公民館など残りの180か所の緊急避難場所については、初動段階では市職員は駆け付けず、町内会の自主防災組織が開設・運営し、必要に応じて市職員が派遣されることになる。

市はすでに新しい「市民防災ガイドブック・避難所マップ」を広報紙とともに全戸配布している。

↓上越市ホームページ
http://www.city.joetsu.niigata.jp/