20代男性99万円だまし取られる 架空請求→金ない→消費者金融

上越警察署は2014年3月5日、新潟県上越市内の20代男性がインターネットサイトの利用代金名目の架空請求で現金99万2000円をだまし取られたと発表した。同日、男性からの被害届を受理した。

発表によると2月18日、男性の携帯電話に、携帯電話で無料期間中に行った登録の退会処理が行われず、延滞金が発生しており、運営会社が訴訟を準備しているといった内容のメールが届いた。男性が指定された電話番号に電話したところ「延滞損害金は1万6000円です。99万2000円をいったん払ってもらえれば当社の弁護士が和解に持ち込み、差額の97万6000円は後で返します」と言われた。男性は「金がない」と答えたが、消費者金融で借りるよう促され、指示されるままに消費者金融で融資を受け、現金99万2000円を上越市内の郵便局からレターパックで指定された東京都内の住所に送った。

その後、返金の話もなく、他の運営会社からも延滞金が見付かったとする電話もあり、男性は不審に思い家族に話し、警察に相談に訪れた結果、被害に気付いたという。

日本郵便のレターパック(写真はイメージ)
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レターパックで現金は送れない
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