2015年春の県議選上越市区に共産党が橋爪市議擁立

日本共産党上越地区委員会は2013年12月2日、新潟県上越市木田1の上越市役所で記者会見を開き、2015年春に予定されている県議選上越市選挙区(定数5)に上越市議の橋爪法一氏(63)を同党公認で擁立することを明らかにした。橋爪氏は原発ゼロや災害対策など五つの政策を掲げ、同選挙区初の共産党の議席獲得に向けて意気込みを語った。

県議選に向けて意気込みを語る橋爪氏(中央)
hasizume

橋爪氏は吉川区在住で新潟大学卒業。1978年10月から2004年12月まで旧吉川町議を7期務めた。上越市との合併後2005年2月の上越市議増員選挙で当選し、同市議は3期目。現在は日本共産党上越市議団長を務めている。

橋爪氏は現時点で考えている政策として(1)柏崎刈羽原発の再稼働阻止と原発ゼロ(2)災害対策(3)介護、医療、福祉、子育て支援(4)地域産業の振興(5)北陸新幹線開業後の並行在来線対策の五つを挙げ、「上越市で議席を取りたい。まだ早いという人もいるかと思うが、一時も早く候補者を決めて必ず勝ちに行く戦いを展開したい」と意気込んだ。また市議の辞職時期については「まだ決めていない」と語った。

会見に同席した同党県委員会の樋渡士自夫委員長は「共産党が勝つには従来の共産党支持だけでなく幅広い支持を得られる候補者が必要。橋爪さんは広く支持を得られる人物」と話した。