お題は釜ブタ遺跡 上越商工会議所青年部が「駅弁コンテスト」

2015年春の北陸新幹線開業を盛り上げようと、新潟県の上越商工会議所青年部地域開発委員会は「駅弁コンテスト」を開催する。上越妙高駅に近接する釜蓋(かまぶた)遺跡をテーマに、豚肉や発酵食品を使った上越を連想する駅弁を募っている。優秀作品は駅弁として販売されるほか、賞金10万円が贈られる。応募締め切りは2013年8月23日。

コンテストをピーアールする委員会
kamabuta

釜蓋遺跡は約1800年前の遺跡で、竪穴建物の跡から炭化した米粒が出土したことから、当時上越地域で稲作が行われていた証拠となっている。コンテストでは釜蓋の「蓋」と「豚」をかけて豚肉を使った丼や弁当を募集する。

9月に書類審査を行い3点まで絞り込んだ後、10月に実食審査で最優秀作品1点を選ぶ。実食審査は直江津駅前で開き、主催者が選んだ審査員のほか、一般市民も参加できる。

最優秀作品は、直江津駅や特急はくたかなどで駅弁を販売するホテルハイマートが来年3月に商品化。上越妙高駅や新幹線車内での販売も予定している。また、副賞として1位に10万円、2位に3万円、3位に1万円が贈られる。

駅弁は上越産の米、県内産豚肉、発酵食品(みそ、漬物、塩こうじなど)を使用し、上越を連想させることが条件で、居住地や老若男女問わず誰でも応募できる。

コンテストは応募用紙に作品名、ピーアールポイント、作り方を書き、作品の写真を添付して郵送、ファクスまたは事務局に直接持ち込む。応募先は郵便番号943-8502 新潟県上越市新光町1-10-20 上越商工会議所青年部事務局(上越商工会議所内)。ファクスは025-522-0171。

詳しくは、「上越食の宝石箱」(http://j-housekibako.jp/)で。応募用紙はここからダウンロードする。問い合わせは、025-525-1185。