4月20日に小津監督の「東京物語」を上映

新潟県上越市本町6の高田世界館で2013年4月20日、今年最初のワンコインシネマが開かれる。小津安二郎監督の名作「東京物語」(1953年)が午前10時45分から上映される。世界館維持協力費として、一人500円が必要。

年老いた両親の東京旅行を通じ、家族の絆、夫婦と子供、老いと死、人間の一生などを描いており、小津映画の集大成とも言える作品、今日の核家族化と高齢化社会に通じる問題を背景にしており、英国映画協会発行の「サイト・アンド・サウンド」誌で、世界の映画監督358人が投票で決める映画史上第1位の映画に選ばれるなど、国際的に評価が高い。

2013年1月には、小津監督を敬愛する山田洋次監督が、監督生活50周年を機に同映画をモチーフに製作した「東京家族」が公開され、話題になった。

問い合わせは、世界館を管理する街なか映画館再生委員会の岸田さん、090-2562-4475。

「東京物語」予告編