2010年4月に閉店した新潟県上越市本町4の大和上越店跡地に新たな商業施設「イレブンプラザ」が2013年3月28日、オープンした初日から多くの市民が訪れにぎわっていた=写真=。
イレブンプラザは大和上越店跡地の地権者でつくるイレブンビル(小倉潔社長)が建設した平屋の商業施設。延床面積は約2000平方mで総事業費は6億1000万円でそのうち3億8000万円が国からの補助金。
この日オープンしたのはドラッグストアのウエルシア、100円均一の店のダイソー、上越市の人気うどん店の鶴越、スペイン語で夜桜を意味する喫茶店「サクラ・デ・ラ・ノーチェ」の4店で、5月の連休明けには洋食店がオープンする。施設正面のにぎわい交流広場は、平日が休憩スペースとして、休日はイベント会場として活用される。
完成記念式典で小倉社長は「多くの人に足を運んでいただきたい。商店街と力を合わせて、明るい未来にしたい」とあいさつ。村山秀幸市長は「市民に愛される施設として成長してほしい」と期待した。
関係者のテープカットの後、午前10時に各店がオープン。にぎわい交流広場では、来場者に抹茶や桜餅が振る舞われたほか、琴の演奏も行われた。
イレブンプラザでは年間売上を4億2120万円と見込んでいる。
イレブンプラザは4月12日にオープンする16階建ての再開発ビル「あすとぴあ高田」(本町5)とともに、国の認定を受けた中心市街地活性化計画事業として建設された。この2施設を核として本町の再生を目指す。
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