3セク破綻で休業の「あさひ荘」 来年度再開へ

新潟県上越市の第3セクターが経営破綻したことで昨年3月から休業している同市大島区田麦の温泉施設「大島あさひ荘」について村山秀幸市長は2013年1月4日、来年度の再開に向けて指定管理者を公募する考えを明らかにした。


新年の記者会見であさひ荘再開の方針を明らかにした村山市長

上越市長記者会見

あさひ荘は旧大島村時代からある日帰り温泉の先駆け的施設。市が54%を出資する3セクが運営していたが、近年は利用客減少などで恒常的な赤字体質が続き、昨年3月に自己破産を申請し、営業を停止している。大島区内には再開を望む声が強く、市は直営ではなく民間企業の運営による営業再開に向けて複数の業者と協議してきた。

4日の記者会見で村山市長は、年度内に指定管理者となる民間企業の公募を始め、必要な施設の修繕を行い、5、6月ごろの再開を目指す考えを明らかにした。採算ベースにのせるのが困難な宿泊をやめ、日帰り温泉と食事を中心とした施設として指定管理者を公募する方針だ。

村山市長は「民間の力を借りて再開できればと思い、新年度予算に最終的な詰めをしている」と話した。

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