城戸真亜子さん 大島画廊で県内初の作品展

タレントやコメンテーターとしても活躍している画家の城戸真亜子さんの作品展が2012年11月23日、新潟県上越市本町3の大島画廊と雅房眞泉で始まった。開会前日の11月22日、城戸さんが会場に姿を見せ、インタビューに応じた。

会場に駆けつけた城戸真亜子さん
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城戸さんは愛知県生まれで、武蔵野美術大の在学中からモデルとして活動。画業と並行して映画、テレビドラマ、歌手のほか、ワイドショーの司会や文筆活動など、幅広く活躍している。最近では「真相報道 バンキシャ」のコメンテーターを務めている。身長172.5cmの長身。

水のゆらぎをテーマにした作品
yuragi

源氏物語をテーマにした大作「空蝉」
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絵では東京湾横断道路の壁画を手掛けたり、東京を中心に個展などを開いているが、県内での作品展は初めて。作品展は大島画廊が毎年開催する「美の回廊展」の11回目として企画したもので、1989年の「源氏物語」をテーマにした作品から、最近の「水のゆらぎ」シリーズまで、約50点を展示している。

開館時間は午前10時から午後6時(23日のみ正午まで)。会期は11月23日から12月2日まで。入場無料。作品は販売もしている。問い合わせは、025-524-2231。

城戸さんへのインタビュー(11月22日大島画廊)

◇水のゆらぎの中に、不思議な龍や魚を発見!

今回の見所は、「水のゆらぎ」を書いた新作シリーズ。城戸さんは「バリに行ったとき、人がプールに飛び込み、水が揺れて色がバラバラになりショックを受けました。それが揺られながら元に戻るという"破壊"と"再生"は面白いモチーフなると思いました」と話す。

その中の一枚、escapeという横194cm、縦130cmの大作があるが、記者はここに描かれた水のゆらぎの中に、不思議な龍や魚を発見した。龍は水着の女性に襲いかかっているように見える。また、女性の右手付近には魚が何匹も集まっている。隠し絵なのだろうか。

この中に龍や魚がいる
dragon

左手には龍が襲いかかっている
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右手には魚が群がっている
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城戸さんに聞くと「この絵を見た人に良く言われるんです。まったく偶然なのに、そう言われれば、そうも見えます。龍は水の化身だし、不思議ですね」と話していた。

ぜひ、本物の絵で確かめてほしい。

◇城戸真亜子公式サイト
http://www.maako.jp/
◇城戸真亜子公式ブログ
http://sketch.maako.jp/