上越市で早朝、ごみ出しの男性はねられ死亡

2012年10月11日午前5時30分ごろ、新潟県上越市地頭方の主要地方道上越新井線(通称斐太線)で、妙高市白山町の飲食店店員、長崎優さん(21)が運転する普通乗用車が、道路を歩いていた地頭方の無職、吉村正信さん(82)をはねた。吉村さんは市内の病院に運ばれたが、約1時間後に死亡が確認された。

事故現場。道路脇に自動車の部品が飛び散っている。右側は吉村さんが運んでいたプラスチックごみ
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普通乗用車は上越市方面から妙高市方面へ向かっていた。吉村さんはプラスチックごみを一輪車に載せ、自宅から道路沿いに約30m離れたごみ集積所に運ぶ途中、はねられたとみられる。上越警察署によると、運転手は「(吉村さんに)気が付いたが、間に合わなかった」と話している。

事故直後に現場に来た同集落のごみ担当の女性(60)は、「吉村さんは道路脇の草むらに倒れていて、一輪車は道路下へ飛ばされていた。吉村さんは、いつも朝早く一輪車でごみ出しをしていたが、まだ日の出前で周囲は暗かった」と話していた。

上越警察署管内で今年になって交通事故による死者は4人目。

死亡交通事故現場

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