なつみ&ゆりなの上越ミステリー探訪(1) 人面岩

暑い夏を吹き飛ばす、新潟県上越市の怖くておもしろいスポットを巡る夏企画。上越ご当地アイドル・プロジェクトJo志校のなつみ&ゆりなコンビがレポートする第1弾は、牧区にある不思議スポット「八方の風穴と人面岩」です。ぜひ動画でごらんください。

「八方の風穴と人面岩」(動画6分2秒)

牧区総合事務所付近に大きな看板があります。この字がとっても怖いです。そこから棚広を経由して県道を牧峠、野沢温泉方面へ進みます。人家が途絶えてしばらくすると、信越県境のすぐ手前で風穴にたどり着きます。宮口からの距離は11kmほどで、標高は970mもあります。

宮口にあるコワ~イ案内看板
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この道はその昔、柿崎から塩や海産物がこの牧峠(ひるこ峠)を通って信州に運ばれた「塩の道」です。風穴がある場所は、ここだけ大きな岩がむき出しになっていて不思議な空間になっています。

冷風が吹き出す「八方の風穴」
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近くに行くと岩の間から冷風が吹き出していて、草の葉が揺れていました。真夏でも20度前後あって、天然のクーラーですね。隣には八方地蔵がまつられていて、霊気も漂っています。古くから牧峠を通る人々の休憩場所として親しまれてきたそうですよ。

国定忠治のいわれがある人面岩
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そのすぐ近くに「人面岩」があります。江戸時代後期、天保の大飢饉(1833-1839年)のころ、病人を抱えた国定忠治の一行が通りかかり、炭焼きの男と娘に助けられました。娘は貧しさのため奉公に出されるところでしたが、忠次は村の長を相手に賭場を開き、わざと負けて村人を救ったという伝説が残っています。

その後、村にあった大岩が国定忠治の顔の形に変わったのが「人面岩」。「ここから見てね」って書いてある場所から見てみました。ゆりなは目、鼻、口がすぐ分かりました。でもなつみはモアイ像にしか見えない。鶴瓶さんにも似ていますよ。

この不思議スポットは、地元の上牧集落が6年前から草刈りをしたり、看板を建てたりして保存活動を進めています。和栗俊一町内会長によりますと、風穴は人が這って入れるぐらいの穴があいていて、下の方には水が流れているといいます。人が入って崩れたら危険なため、今は入り口を石でふさいでいるそうです。

手がしびれるほど冷たい「深山清水」
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また、近くには「深山(みやま)清水」というとても冷たくておいしい清水があります。水温を計ってみたら10度という冷たさで、手がしびれるほどでした。

2人が巡った場所

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【なつみのプロフィール】
◇Jo志校2期生。22歳。好きなものは、高校野球、アイドル、お笑い、崖の上のポニョ。モットーは「人生一度きり、笑顔でポジティブthinking」。
◇ブログ「ぽにょぽにょらいふ」
http://ameblo.jp/nuts-82/(閉鎖)

【ゆりなのプロフィール】
◇Jo志校1期生。15歳の高校1年生。父は日本人、母はルーマニアのハーフ。趣味はファッションと音楽。食べ物はフルーツが大好き。
◇ブログ「ゆりなのWORLD日記」
http://ameblo.jp/sss-yurina/