新潟県上越市の市選挙管理委員会は2012年4月27日、同市議選(4月22日投開票)の地区別の投票率を発表した。全体の投票率は61.07%。人口の多い旧市域が56.31%と低調だったのに対し、13区の中で候補者が出た区の多くが70~80%台と高かった。
旧市域と13区の14地区の中で、最も低かったのは現職が引退して後継候補が出なかった中郷区で53.70%。次いで旧市域が56.31%と、前回2008年の旧市域の投票率60.41%を4.10ポイント下回った。最も投票率が高かったのは現職、新人それぞれ1人が立候補し、2人とも当選した浦川原区で80・89%だった。
今回選挙は定数32に対し41人が立候補した。地区別では旧市域から25人、13区から16人が立候補し、結果は旧市域で7人が落選したのに対し、13区の落選は2人に留まり、13区出身の候補が安定した戦いを展開した。
また市選管は159か所の投票所ごとの投票率も発表した。
データはこちら(PDFファイル)。
地区別の投票率
区分 | 投票率 |
---|---|
旧市域 | 56.31% |
安塚区 | 78.32% |
浦川原区 | 80.89% |
大島区 | 75.60% |
牧区 | 74.91% |
柿崎区 | 70.03% |
大潟区 | 71.10% |
頸城区 | 67.72% |
吉川区 | 75.13% |
中郷区 | 53.70% |
板倉区 | 61.80% |
清里区 | 73.24% |
三和区 | 68.17% |
名立区 | 74.60% |
合計 | 61.07% |
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