北陸新幹線上越新駅名でネットアンケ開始

2015年春とされる北陸新幹線開業に向けて、上越市大和に建設中の仮称・上越駅の名称についてのインターネットを使ったアンケートが2010年9月1日、始まった。上越市の市民団体が行っており、書面とインターネットを合わせて1万人以上の意見を集約して、JR東日本に提言する予定だ。

20100901sinkansens

アンケートを実施しているのは「新幹線駅名を考える会」(設立準備中)で、9月23日に設立総会を開く。3年前から新幹線開業に向け新駅名などについて勉強会を続けてきた市民による学習会「雪下駄」が母体となって設立する。すでに市内の町内会や企業などの協力を得てアンケート用紙を配布している。

サイトはこちらhttp://station-name.jp
 アンケートは携帯電話からもできる。

12月までアンケートを行い、その結果として集約された駅名に賛同する署名を2011年1年間かけて集め、JRに提出する予定だ。

雪下駄の塾長を務め、新幹線駅名を考える会世話人の高倉康充さんによると、アンケート1万人以上、署名は5万人を目標に集める。

北陸新幹線の「(仮称)上越駅」については開業が近づいた適当な時期に営業主体であるJR東日本が定めるとされているが、市民の間では「上越が入ると上越新幹線とまぎらわしい」などさまざまな議論がある。

今回のアンケートでは
・妙高上越
・妙高高田
・妙高越後高田
・越後上越
・越後高田
・その他(自由記載)
の選択肢が並んでいる。