持ち去られた双頭蓮の果托、戻る

上越市の高田公園で2年ぶりに見付かったが、果托(実の部分)が持ち去られてしまった珍しい双子の蓮「双頭蓮(そうとうれん)」が2010年8月16日朝、同公園管理事務所に戻ってきた。同事務所は「軽い気持ちで持ち去ったのだろうが、無事に返却されて良かった」と話している。

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持ち去られたのは西堀の展示用水槽にあった「金輪蓮」という品種の双頭蓮の花托。来年のハスまつりに写真とともに展示して観光客などに見てもらおうと、水槽の周りに柵を設けたり、中に立ち入らないよう注意書きを掲示していた。

花托が持ち去られたのが分かったのは、8月14日の朝。その後、管理事務所や市民団体「双頭蓮を探す会」が地元マスコミなどを通じて返却を呼び掛けていた。

双頭蓮が戻ったのは16日午前8時ごろで、管理事務所の職員が出勤したところ、戸の前に、折られた40センチほどの双頭蓮が置かれていたという。管理事務所によると、過去に3個の双頭蓮が見付かっているが、いずれもいつの間にか持ち去られており、「実がなった双頭蓮を見たのは初めて」と話していた。

北堀で発見された今年2個目の双頭蓮は、岸から遠い堀の水上にあるため被害に遭っていないが、保護のため今週中に採取したい考え。

2個の双頭蓮は乾燥させて保存し、来年のはすまつりに展示することにしている。

高田公園管理事務所に戻った双頭蓮の花托
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